外国人雇用支援【ニュースで学ぶ外国人雇用13】日本で働きたい外国人が減少か、理由は「円安」、重視するトップは「給料」、特定技能2号の希望者は「家族帯同」など魅力
【ニュースの要約】(2024年4月17日トラベルボイス)
●マイナビグローバルは、在留外国人の日本での就労意欲・特定技能への意識に関する調査を実施。日本で働きたくない理由のトップは「円安(38.5%)」。
●就職先を選ぶ際に重視するポイントは1位が「給料(69.8%)」、2位が「仕事内容・職種(65.1%)」、3位が「勤務地(51.9%)」、4位は「自己成長環境(51.2%)」。
●特定技能2号で働くことを考えていると回答した人は63.6%で、その理由は、「永住できる可能性があること(44.0%)」が最も多く、次いで「家族帯同が可能なこと(41.8%)」、「職種(41.3%)」、「在留期限(40.7%)」、「キャリアアップ(40.7%)」の順となった。
【One Point Lesson】「特定技能2号」
●2023年6月、介護以外の全ての特定技能分野について特定技能2号への移行が認められることとなった。
●特定技能2号の特徴
①特定技能として通算在留期間の上限が無期限となること
②在留期間の上限が3年となること
③帯同する家族につき在留資格「家族滞在」の取得が可能であること
④所属機関または登録支援機関による支援の対象外になること
●特定技能外国人は2号の場合のみ永住権の要件を満たせる可能性がある。1号では「国益適合要件」における就労期間の要件を満たせないため、特定技能から永住許可の取得を目指す場合、まずは2号への移行が必要となる。