外国人雇用支援【ニュースで学ぶ外国人雇用6】訪問介護に技能実習や特定技能の外国人材認める案 厚労省

【ニュースの要約】(2024年3月23日NHK NEWS)
厚労省は、検討会で、これまで施設での介護しか認められていなかった技能実習特定技能の外国人材について、条件を満たせば訪問介護のサービスに従事することを認める案を提示。
●今後3年以内を目途に順次、実施する予定。

【One Point Lesson】「介護
●現状、介護福祉士の資格を持たない特定技能1号技能実習でも介護の現場で働くことはできるが、仕事先に制限があり、訪問介護はできない
●介護分野については、特定技能2号への移行制度は存在しない(「介護」の在留資格が別途存在するため。)。
●訪問介護ができるのは、在留資格「介護」のみ。
●「介護」の在留資格を取得するためには、特定技能1号の在留資格をもって在留している間に介護福祉士の試験に合格する必要あり。
●2020年4月1日に在留資格「介護」の上陸許可基準が改正され、介護福祉士の資格取得ルートにかかわらず、在留資格が認められるようになった。主な介護福祉士の資格取得ルートは、①養成施設ルート、②実務経験ルート、③福祉系高校ルートの3種類。
*改正前は、①養成施設ルートしか認められていなかった。